フリーランスの始め方 ~準備すること~

フリーランスと聞くと自由なイメージがありますが、誰でも仕事として成り立たせることは可能なのでしょうか。今回は、フリーランスを始めることについて見ていきましょう。

フリーランスを始めるための準備

個人事業主・フリーランスとして会社の設立や事業を継続していくためには、社会的な信用が必要です。フリーランスを検討している方は、会社や企業・団体に勤めているうちにやっておいた方が良いことがあります。

社会的信用が必要な契約

・クレジットカードの作成
仕事を始めたばかりの人は社会的な信用は低く、クレジットカードや住宅ローン、賃貸物件の審査などの通る確率が低くなる為、現在会社に勤めて、年収のある方は、仕事用に新たに作っておくと帳簿作成や決算時の支出を明確に分けることが出来て便利です。

・銀行口座の作成
仕事用の銀行口座があると、開業届や名刺など銀行への提示書類の条件クリアが、金融機関や取引先に信用や安心感を与え、収入や支出管理が楽で、確定申告などもやり易くなります。

提出書類の準備や役所の手続き

・開業届の提出
個人事業主として仕事を行う旨を会社名や事業所名(屋号)を決めて税務署に伝える書類です。屋号は必ず付けなければいけないものではなく、開業届の屋号欄も記入せず出すことが可能です。開業届は義務ではありませんが、個人事業のフリーランスとして働くことの青色申告ができるメリットがあります。

・青色申告承認申請書の提出
サラリーマンの給与は会社が確定申告をしていましたが、フリーになったら自分でやらなくてはいけません。青色申告をする場合は、事前に開業届や青色申告承認申請書を税務署に出す必要があります。

・国民健康保険の手続き
退職後は、国民健康保険や今までの健康保険の任意継続が選択できます。国民健康保険は市町村窓口に届け出ます。健康保険資格喪失証明書又は離職届や退職証明書などの代用も可能です。任意継続は2ヶ月以上の社会保険加入が条件で、退職後に会社の健康保険組合に申請します。保険料は都道府県によって異なりますので、確認しましょう。

・国民年金の加入手続きも必要
会社員を辞めると厚生年金を脱退し、国民年金に加入することになります。14日以内に市町村役場で手続きを行います。

まとめ

フリーランスを始めるには、自分の働きやすい環境を事前に準備しておくことや事業を成功
しやすくする必要があります。会社勤務の方が信用を得られやすいため、今のうちに準備し、フリーランスになったら自己PRを行い、営業活動に役立てるものを揃え、仕事の成果に繋げることが重要です。

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