AI時代に深く関わる仕事　～AIエンジニアとは～

AIといった言葉を、耳にすることが多くなってきました。この最先端技術であるAI・人工知能は難しく、それに関わる「AIエンジニア」は要求されるスキルが多いイメージがあります。今回はこの「AIエンジニア」について見ていきましょう。

AIとは

まずAIとは何かという事から考えていきましょう。AIは（Artificial Intelligence、アーティフィシャルインテリジェンス）の略です。アーティフィシャルは人工的なという意味。インテリジェンスの意味が知能であることはご存じですよね？それを踏まえて直訳すれば、人工知能というわけです。

それでは人工知能とは何でしょう。実は、人工知能という言葉の概念はまだ固まってはいないのです。一説によれば、知能を備えたメカニックまたはメカニズム、あるいは人工的に制作された知的な思考が出来るシステムなど、まだまだ諸説あるのが現状です。

身近なところでいうとスマホやスマートスピーカーなど、私たちの生活に密着した機械の中にも、人工知能は使われています。

この人工知能の機能向上等に関わる仕事を行うのが「AIエンジニア」です。私たちの生活や仕事、いろいろな分野でAIの活用は進んでおり、進化していく社会の中で、AIに関する仕事の需要は増えると考えられています。

人工知能の活用が今後さらに一般化していく中で、その専門的な知識や技術を使って、世の中の課題や問題などをどう解決できるかプランニングしていくのも、「AIエンジニア」の役割となってきます。

お仕事の内容は大きく分けて2つ。その1つはプログラミングの分野、もう1つが、情報解析（＝アナリティクス領域）です。

前者は人工知能の修正や実装に関わるプログラミングをするのが、お仕事となります。

実装とは、何らかの仕組みに新しい機能などを追加する作業のことで、AIを実装できるようになるためには、プログラミングスキルやディープラーニングを行うための「機械学習ライブラリ」を利用する力、数理統計や機械学習モデリングなどに直結する数学に対する知識が必要になってきます。

後者はウェブサイトの分析分野において活躍しています。AIデータアナリストは、人工知能が構築したデータ分析を行い、プログラムの修正やサービスの改善を担う仕事となります。

最先端技術である人工知能に関わる仕事を行なう「AIエンジニア」は、近年不足していると言われています。高度な知識や技術が求められる分野なので、これからもその状況は続くことでしょう。

今回は、AIに関係するお仕事「AIエンジニア」について見てきました。機械学習を扱ったサービスの開発や、ロボットの分野、自動車の自動運転、画像処理といったさまざまな分野で必要とされています。そのため、「AIエンジニア」は国内だけでなく世界的に需要が高くなることでしょう。