ECサイトを作りたい!初心者でもわかる開発言語の基本

個人でECサイトを始めたい、でも何だか難しそう・・・自分で作るのは敷居が高く何から始めていいかわからない。そう思っている人は多いはず。まずは、ECサイトの構築をするのために必要な基本的な仕組みと言語の説明をざっくりしていきましょう。

ECサイト構築に知っておくべき事!

「クライアント」とは、ざっくりいうとWeb上のサービスのことです。そして「サーバー」、サービスを提供する側のことです。そしてこれらを動かすためには、プログラミング言語が必要となります。

Webサイトをつくる上で、必ず知っておくべきプログラミング言語がHTMLです。HTMLでWebページの文章構造をつくり、色やサイズ、レイアウトなどの装飾をCSS言語で指定します。そして、JavaScriptはWebページに動きを持たせる上で必要言語となります。サイトを構築するECサイトを運営するにあたって必要な知識となります。

どうやってWebサイトは動くのか?

Webサイトは、インターネット上で動くサービスの一つです。Webサイトには、私たちが見たり触れたりすることができない「サーバー」と、反対に見たり触れたりが可能となる「クライアント」があります。プログラミング言語はこのどちらかで動いています。

「サーバー」とは、サービスを提供する側のことです。「Service+人を表すer=Server」といいます。インターネットの先にあるものなので見たり触れたりできません。

「クライアント」とは、あなたのパソコンやスマホの事ですので見たり触れたりできますね。分かりやすくいうと、Internet ExplorerやChromeなどのブラウザです。

「クライアント」で使用される言語

使用される言語は、もともと3種類で「HTML」と「CSS」と「JavaScript」です。

〇 「HTML」
「HTML」=「Hyper Text Markup Language」(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)の略です。Webサイトの土台や骨組といわれると言語です。Webブラウザが表示する「内容」(文章や画像など)と「配置」を表現するものです。

〇 「CSS」
「CSS」=「Cascading Style Sheets」(カスケーティング・スタイル・シート)の略です。
HTMLで作った骨組に色をつけたり、配置を綺麗に作ったりすることができます。つまり、デザインということです。

〇 「JavaScript」
Webブラウザの動きや変化を表現することができます。例えば、マウスのカーソルを合わせたり、クリックする時にメニューリストを表示させる機能です。

「サーバー」で使用される言語

プログラム言語の種類には「スクリプト言語」と「コンパイラ言語」があり、コンピュータが其の都度命令文を読みながら動作するものを「スクリプト言語」といいます。これに対し、コンパイラと呼ばれる翻訳プログラムにコンピュータが理解できる命令文(人には読めない)に置き換える操作を必要とするものを「コンパイラ言語」といいます。

〇 「PHP」(スクリプト言語)
Webサイトを作る言語の中で、初心者でも習得しやすいと言われています。サーバー側にあるデータベースと、簡単に連携することができたりHTMLに埋め込んで使うことができる便利な言語です。(小規模なシステムに向いている)

〇 「Java」(コンパイラ言語)
特徴は、どんなコンピュータでも利用できることです。プログラムはどのパソコンやスマホでも使えるわけではありません。製品によって規格が異なるため、それぞれにあったプログラムを作らなくてなりません。しかし、Javaは製品の規格に関係なく使用でき技術的にも安定しているため人気の言語です。(大規模なシステムに向いている)

まとめ

ざっくりと開発言語について書いてきました。初心者でも、取り組みやすいものを選びトライしてみてはいかがでしょうか?