もしシステムエンジニアを目指すことを考えた場合、将来的に見てどうなのかを考える人もいるでしょう。
しかし現在はどの企業でもコンピュータネットワーク無しで仕事することはできなくなるほど、ITは社会に成熟しています。
今後は新たなプラットフォーム市場も成長していくことが予想され、システムエンジニア(SE)のニーズは今以上に高まりを見せると考えられるでしょう。
システムエンジニアは不足傾向にある職種?
現在システムエンジニアの数は不足傾向にあるため、数年前までメインだった中途採用以外にも新卒採用や第二新卒採用といった募集も増加傾向にあります。
セキュリティやコンサルタント系、スマホやWEB系のエンジニア等のスペシャリストを目指す人も増えており、中堅レベルのポジションの空きも増えているようです。
キャリアアップの可能性は高い?
システムエンジニアの将来性はいずれマネージメント職やスペシャリストなどにキャリアアップできるかが鍵になると考える人もいます。
しかし実際にデータベースやネットワークのエンジニアになる人や、プロジェクトマネージャーに就く人は5割程度です。
中には企業の属さずフリーランスなどに転向したり、事業を起こしたりして単独でソフト開発などを専門に扱うといった独立系のエンジニアも増えつつあるようです。
テクニカルスキルだけでは対応できなくなる可能性もある
今後は設計手法やプログラミングなどのテクニカルスキルだけでなく、リーダーとしての素質やビジネス的なスキルも重要視されてくるでしょう。
技術がものを言う仕事だからと、テクニカルスキルだけ高めても将来的に生き残れない可能性が高くなると考えておくようにしましょう。
求められるのは高度な知識と経験を積んだエンジニア
IT社会となったことで一人が複数台を所有する傾向も強まり、コンピュータだけでなくスマホも普及したことでソフトウェア開発のプラットフォームはさらに拡大していくでしょう。
システムエンジニアなどソフトウェア開発を担う技術者は、ただ知識があれば良いわけではなく経験が重要な職種でもあります。
新規から育成までにはある程度時間もかかりますので、規模の大きいなプロジェクトに参加するためには高度な知識と技術が必要になってくるでしょう。
システムエンジニアとして将来性を高めたいなら…
しかしそのようなシステムエンジニアはごく少数で、業界全体で見た場合システムエンジニア自体が不足している状態のため社会的にもニーズが高い職種だと言えます。
そのことから将来的に有望な職種だと考えられますが、知識や技術が一定でストップしてしまうことは好ましくありません。
IT業界特有のトレンドの移り変わりの早さに対応できるシステムエンジニアであり続けることが必要だということを理解しておきましょう。