開発言語とはプログラミング言語のことです。一口にプログラミング言語といっても、その種類は200を超えるといわれています。それぞれに特徴や使われ方も違ってきますので、未経験者にとっては、どの「開発言語」を学べばよいのか迷ってしまいます。今回は「開発言語」の特徴や選び方、今後伸びそうな「開発言語」などを書いていきたいと思います。
開発言語の種類と特徴
ここでは主な開発言語の種類と特徴を書いていきたいと思います。
JavaScript(ジャバスクリプト)
ホームページなどのwebサイトに動きをつけるために、開発された言語です。現在では殆どのwebサイトにこの言語が使われています。また、各種アプリ・ゲーム・人工知能開発などでも使われており、今後さらに注目される言語になるでしょう。
C言語
歴史の長い言語で、OS周りのシステムや組み込み・ハードウェア領域、と言われる分野ではC言語が使用されることが多いです。最近では、ビッグデータ解析や、人工知能(AI)、VR(Virtual Reality)でもC言語でコードを書くことが多くなっています。C言語は難易度が高いため、大学などで学ぶことが多いようです。
Physon (パイソン)
いま最も熱い「開発言語」といえばこれでしょう。文法がシンプルで読みやすいなど、未経験からでも比較的学習しやすい「開発言語」の一つと言えるでしょう。「Physon」で何ができるかというと、人工知能(AI)やweb開発、教育の現場などで多く使われており、代表的なものの中に「YouTube」、「Instagram」などが挙げられます。
Ruby(ルビー)
Rubyの最大の特徴は、短くシンプルで読みやすいコードが書けること、日本人が開発した言語であることから日本語の教材が豊富であること、そして将来性も見込まれていることです。Rubyを使ったサイトで代表的なのが、「クックパッド」や「クラウドワークス」などです。
PHP
比較的に未経験者でも習得しやすい「開発言語」です。PHPでなにができるかというと、webアプリケーション開発などです。PHPは今でも主流で、多くのwebアプリケーション開発で使用されています。
有名なところでは「wordpress」もPHPが活用されていますし、またPHPは「Laravel」というフレームワークが人気で、このフレームワークの型に当てはめることで、初心者でも簡単にWebアプリケーションを構築することができます。
まとめ
いろいろな「開発言語」を見てきましたが、それぞれの言語に得意なことや不得意なことがあります。未経験の方は、まず自分が何をしたいのかをハッキリとさせ、そのうえで各言語の特徴をつかむこと、そして、どんなプログラマーになりたいのかを意識しましょう。
他にも、求人数が多い「開発言語」を選ぶのも良い方法です。求人数が多いというのは、それだけ汎用的な「開発言語」だからです。その中から自分のやりたいことを見つけ、目標を定め、学ぶべき「開発言語」を決めていくという方法もあります。
未経験者が初めて学ぶ「開発言語」はとても重要なモノです。しっかりとした下調べがあると、その先も目標を見失わずに進んでいけることでしょう。目指すべき姿を具体的にイメージして進んでいきましょう。