★Portable Windowsに挑戦!今更ですが(^_^;)★
プロローグ
事前設定
Hasleo WinToUSB(無料版)
作成したUSBでBOOT起動する
各アプリケーションの起動
EaseUS OS2GO(有料版)
AOMEI Partition Assistant Professional(有料版)
セーフティモードで起動するには
エピローグ
以下の記事を参考にしました:
Windows To Goについての完全解説【無料ダウンロード】

プロローグ

○追記【2025/02/19】
  当初は、USB2.0/USB3.0と媒体を変更しましたが、やはり、反応が鈍く、ハング状態になることもありました。
  そこで媒体を現在主流のSSD(128GB SATA接続 3000円)に変更しました、実に快適です。
  WinToGoを実用にするには、SSDが正解でした、今更ですが・・・(^_^;)。


○何が便利か!?
  USBメモリさえ持ち運べば、普段慣れているWindows環境がそのまま使用できることです。
  ※コンピュータを持ち運ぶ必要はありません。
  しかも、借用したコンピュータに個人情報が残ることもありません。

○Windows To Goとは?:
「Windows To Go」はWindows 8以降に搭載されているエンタープライズ向けの機能で、USBメモリなどから
Windowsを起動できるようにする、いわば「Windowsを持ち運べるようにする」ものです。

この便利な機能を使えば、OSごとUSBメモリで持ち運びすること(つまり、使い込んだWindowsを持ち歩くこと)が
出来るようになり、複数のパソコンで同じ環境を実現することができます。
また、大切な記録や個人データなどをしっかり守ることもできます。

📝補足:Windows To Goで作成した持ち歩き可能なWindows 10システムのことを「Windows To Goワークスペース」といいます。
○「Windows To Go」が必要な状況とは
Windows 10の「Windows To Go」機能はもう誰でも簡単に利用できるようになりました。
しかし、Windows To Goを試してみる必要がありますか?
Windows To Goで起動可能なUSBを作成する理由は次のように考えられます。

❶持ち歩けるシステム環境を構築したいユーザー

普段私たちが使っているパソコンのOSは内蔵HDD・SSDに保存されているので、そのOSを別の場所で使用する
ために、パソコンを移動する必要があります
(さもないと、内蔵HDD・SSDの取り外しや取り付けを数回行う必要があり、かなり面倒です)。

ノートパソコンはともかく、デスクトップパソコンを自宅から職場まで運ぶのはあまりにも現実味に乏しいです。
しかし、WindowsをUSBメモリなどのリムーバブルディスクにインストールして、持ち歩けるシステム環境を構築すれば、
いつでもどこでも(ご友人やネットカフェのPCでも、自宅や会社のPCでも)、同じOSの環境を操作することができます。かなり便利でしょう。

❷時々Windowsを使用する必要があるMacユーザー

MacユーザーはWindows OSを利用したい場合、Boot CampでMac✕Windows10のデュアルブート環境を作成するか、
仮想マシンにWindowsをインストールすることができます。
いずれかの方法は面倒で、多くのMacの容量を占めています。
こういう時にWindows To Goワークスペースを作成すれば、USBメモリをパソコンに接続してパソコンを再起動させてUSBメモリから起動する
ようにするだけでWindowsを使用することができます。
○実は「Windows To GO」は終了していました、:サポートは「2022年5月11日」でした(Microsoft社)

○「Windows To GO」の代替案
○代替案(1):EaseUS OS2GO
※実は、有料でした(~_~)。 URL:https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1345538.html

○代替案(2):AOMEI Partition Assistant Professional
※実は、有料でした(~_~)。 URL:https://partition.aomei.jp/articles/use-windows-to-go-feature.html

○代替案(3):Hasleo WinToUSB
※唯一、これだけが、無料でした。

○Hasleo WinToUSBの処理時間メモ:Windows10 USB作成時
・媒体USB2.0 64GB:1時間35分 :レガシーモード&I-O DATA USB2.0
・媒体USB3.0 64GB:1時間45分 :レガシーモード&KIOXIA USB3.0
・媒体USB2.0 64GB:0時間40分 :VHDモード&&I-O DATA USB2.0
※VHDモード時は、実行時にBIOSでVirtualTechnologyを有効に設定が必要です。

○セットアップ時の処理時間について
Hasleoで作成したUSBから起動して、Winddows10セットアップ処理。
  1回目は、40分位かかりました。
  2回目は、数分で立ち上がりました。
時間経過時間説明備考
17:3600分USB BOOT1回自動でreboot
17:4711分「おまちください」表示
17:5014分音声ガイダンス大音量、音声ガイド停止
17:5014分「基本」処理ネットワーク等の設定
17:5519分「アカウント」処理1度PIN作成で失敗、再試行でOK
18:0630分「サービス」処理1度ハング!?、復活した!
18:1034分「こんにちわ」
18:1438分デスクトップ表示
なお、2回目以降は、数分でデスクトップが表示されました。

事前設定

○時間がかかる場合の一般的な事前設定
    ・バッテリモードでなく、電源モードにすること
    ・設定の「電源とsleep」でディスプレイ&sleepの設定が必要
        ・ディスプレイ:5分(バッテリ)/10分(電源)
        ・sleep:3時間(バッテリ)/3時間(電源)
    ・電源モード(タクスのバッテリー~)
        ・最も高いパフォーマンスに設定する
○電源とスリープ設定
※「設定」「システム」「電源とスリープ」~
※画面設定は変更不要だが、スリープ設定は以下とする


○電源モード:最大のフォーマンスに設定する
Windows 10 の場合、通知領域のバッテリーアイコンをクリックしてスライダーを「高パフォーマンス」
または「最も高いパフォーマンス」に変更することで、パフォーマンスを向上させることができます。
機種にもよりますが、数%の性能向上が見込める可能性があります。


Hasleo WinToUSB(無料版)

○Hasleo WinToUSB:
○Hasleo WinToUSBのインストール


○WindowsインストールUSBの作成(これはオマケ!!!)


○Windows To Go USBの作成:現状はUSBメモリ不足でエラー、64GB USBメモリ待ち



○Windows To Go USBの作成:64GB USBメモリ入手、BOOT時に停止する
※インストールモード:レガシー&VHDで再挑戦
※作成するのに、2-3Hかかるので、簡単にはテストできない。


作成したUSBでBOOT起動する

★USBの初回起動は、各種設定項目があり、子1時間位かかりましたが、2回目の起動は数分でした、安心しました。
○Bootデバイス選択
※BOOT順序で、作成したUSB2.0 KIOXIA 64GBから起動させます。


○Bootプログレス


○地区/キーボード/WiFi選択
最初に、大音量のガイドが流れます(驚くほどです)、取り敢えず、音声ガイドは停止しました。


○WiFi設定
いつも使用するSSIDが表示されるので選択して、パスワードを入力します。


○アカウント登録
これは少々、驚きですが、驚きが2点ありました:。
  ・キーボードは英語キーボードになっていました。
    メールアドレス入力時に、「@」を「Shift+"」で入力しました。
  ・これも驚きですが、漢字モードになっていました。。
    半角モードにするのに「Alt+半角/英数」が必要でした。


○アカウント登録(PINセットアップ)


○データアクセス/プライバシー/エクスペアリンス選択


○Android/ゲーム/Cortena選択


○Windows11選択


○その他設定


○2回目の起動



各アプリケーションの起動

※やはり、少々重たいですが・・・、メゲずに・・・


○おんや、本来のWindowsドライブ(C:\)がありますね
※実際に、マウントして、ファイル参照してみました。
※これは便利、緊急時のレスキューとして使えるかもしれません。


○その他、アプリ継続


EaseUS OS2GO(有料版)

※有料版なので、料金プラン(3000円!?)が表示された時点で、中止にしました。
※60%OFFのクーポンもあるようですが・・・。

AOMEI Partition Assistant Professional(有料版)

○本体部:
※有料版なので、料金プラン(7000円!?)が表示された時点で、中止にしました。

セーフティモードで起動するには

○セーフティモードで起動するには:操作概要:
①Shift+再起動
②トラブルシューティング(表示されたオプション画面で)
③詳細オプション
④UEFIファームウェアの設定
※スタートアップ設定でも、セーフティモードで起動することができます
※便利な点は、BIOSメニュー表示はメーカーにより、押下するFキーが異なりますが、
※この方法で実施すれば、メーカ依存の操作が不要になります。
※私の場合は、DELL製のPCなので、「F2」キー(F12キー)です。
※※F12は「One Time Boot(1回限りの起動)」メニューを表示します。

○セーフティモードで起動するには:実際の操作方法:
○Windows側の操作方法


○BIOS側の操作方法


○以降は、実際のWindowsのインストール画面

エピローグ

○エピローグ:
・次回から、「Windowsのバックアップ&回復&リストアー」について紹介したいと思います。
・実は、今回紹介した「WinToGo」がデータ回復には、最良の手段でしたが、詳細は次回以降に・・・。

著者:志村佳昭(株式会社トリニタス 技術顧問)