| 特徴 | PC用ブラウザ拡張 | PC用アプリ | スマホ版アプリ | Web保管庫 |
|---|---|---|---|---|
| 主な役割 | Webログイン・自動入力 | パスワード管理・整理 | スマホアプリ・サイトのログイン | 全設定・管理の拠点 |
| 導入方法 | ブラウザに個別追加 | PCにインストール | ストアから入手 | 公式サイトへログイン |
| 自動入力 | 最強 (ブラウザ) | アプリ・ブラウザ | 最強 (スマホ) | 不可(コピー&ペースト) |
| パスキー | 対応 | 非対応(保存・表示のみ) | 対応 | 非対応 |
| 生体認証 | 可能 | 可能 (Windows Hello等) | 可能 (指紋・顔認証) | 不可(毎回PW入力) |
| オフライン | 閲覧可能 | 閲覧可能 | 閲覧可能 | 利用不可 |
| 機能カテゴリ | 項目 | PC用アプリ | PC用ブラウザ拡張 | スマホ版アプリ | Web保管庫 (Webウォルト) |
|---|---|---|---|---|---|
| 基本機能 | パスワードの保存・編集 | 完全対応 | 完全対応 | 完全対応 | 完全対応 |
| オフラインアクセス | 読み取り専用(30日間有効) | 読み取り専用 | 読み取り専用(90日間有効) | 完全対応 | |
| フォルダ/コレクションの作成 | 対応(推奨される管理環境) | 制限あり(かつては不可だったが改善中) | 対応 | 非対応 (オンライン必須) | |
| 自動入力 | ブラウザ内自動入力 | ドラッグ&ドロップのみ対応 | 高度な自動入力(ショートカット、バッジ等) | OSの自動入力サービス経由で対応 | 非対応 (手動コピー) |
| 非ブラウザアプリへの入力 | ドラッグ&ドロップ、およびAuto-type(開発中) | 非対応 | OSレベルでアプリへの自動入力をサポート | 非対応 | |
| 認証 | 生体認証の直接解錠 | Windows Hello / Touch ID 等 | 非対応(デスクトップアプリ経由のみ) | Face ID / 指紋認証 等 | パスキー解錠に対応 |
| データ管理 | 直接インポート機能 | ブラウザからの直接インポートに対応 | 非対応(CSV/JSON経由のみ) | 非対応 | ファイルインポート対応 |
| エクスポート形式 | .json,.csv, 暗号化.json | .json,.csv, 暗号化.json | .json,.csv, パスワード保護.json | 完全対応(一次実行環境) | |
| 付加機能 | Bitwarden Send | ファイル500MBまで送信可能 | ファイル500MBまで送信可能 | ファイル100MBまでに制限 | ファイル500MBまで |
| ログイン方法 | メリット | デメリット | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| マスターパスワード (+2段階認証) | どの端末でもパスワードさえ覚えていればログインできる。最も標準的。 | 複雑なパスワードを覚える必要がある。打ち込みが手間。 | 全てのユーザー(基本形) |
| パスキー Passkeys | 最速・最高峰のセキュリティ。 指紋や顔認証、PINだけでログイン完了。 | PRF対応のブラウザ/端末が必要。設定した端末以外では使えない場合がある。 | 利便性と強固な保護を両立したい人 |
| デバイスで承認 Login with Devices | PCでログインする際、スマホの通知をタップするだけでOK。パスワード入力不要。 | 既にログイン済みのスマホが手元に必要。 | 手元に常にスマホがある人 |
| 生体認証 Unlock with Biometrics | 指紋や顔認証で即座にロック解除。 | あくまで「ロック解除」用であり、アプリの再起動時などにはマスターパスワードが必要な場合がある。 | 頻繁に保管庫を開く人 |
以下の設定を行うことで、普段の操作からマスターパスワードの入力を排除できます。 1. 「パスキーでログイン」を有効にする Web版の「設定」→「アカウント」→「セキュリティ」から登録します。 2. 「保管庫の暗号化にパスキーを使用する」にチェックを入れる ・これが重要です。チェックを入れることで、ログイン時の「認証」とデータの「復号(中身を見る)」の両方をパスキー(指紋や顔認証)だけで完結させられます。 3. 再ログインの手間を減らす設定(オプション) ・ブラウザ拡張機能やスマホアプリの設定で「保管庫のタイムアウト」を調整し、ロック解除に指紋やPIN(Windows Helloなど)を使用するように設定します。
Bitwardenの生体認証(指紋・顔認証)による高速ロック解除は、マスターパスワードの入力を省略し、アプリや拡張機能を即座に利用できる機能です。 設定内の「セキュリティ」からFace ID/指紋認証を有効にするだけで、モバイルやデスクトップで利用できます。○主な設定と活用法
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| テキスト | 一般的な文字列を保存します。 秘密の質問の答え、銀行の店番号、会員番号などに適しています。 |
| 非表示(Hidden) | 「テキスト」と同じですが、画面上で「●●●」と伏せ字になります。 PINコードや2段階認証のバックアップコードなど、人に見られたくない情報の保存に最適です。 |
| 真偽値(Boolean) | チェックボックスのオン/オフを切り替えます。 「ログイン状態を保持する」にチェックを入れた状態でログインしたい場合などに使います。 |
| 連結(Linked) | すでに保存されている「ユーザー名」や「パスワード」の値を参照して表示します。 |
| 活用シーン | フィールドの種類 | 名前欄の工夫 |
|---|---|---|
| 銀行の店番号 | テキスト | サイトのHTML要素名 (例: branch_code) |
| クレカの暗証番号 | 非表示 | (メモとして利用、または自動入力用ID) |
| 秘密の質問 | テキスト | サイトのID名 |
| 自動ログインの保持 | 真偽値 | チェックボックスのID名 |
著者:志村佳昭(株式会社トリニタス 技術顧問)