FireHD8(1)、タブレットPCがやって来た!

FireHD8(1)、タブレットPCがやって来た!

Fire HD 8

プロローグ

⚪タブレットがほしい!!!

・タブレット、Amazon Fire HD8を購入しました。
・Amazonセール中で、30%OFFで購入、1万円が7000円で買えました。
・本来ならば、Androidタブレットの購入がベターだが、価格優先で、Amazon Fireとなりました。
・Androidだと、3-5万円程度、iPadならば更に高い、WindowsタブレットはPCと同価格なので論外です。

⚪何回かに分けて、シリーズ化して紹介します!!!

・アマゾンFireについて
・FireHD8のアプリについて
・Android化について(GooglePlay導入)
・SSHクライアントの導入
・アプリ開発について(Android Studio)
・テザリングについて(SIMの代替)
・リモートデスクトップについて(Mouse/KB接続)
・・・・・・・・・・・・・・・

今回は、アマゾンFireについて、報告します。

購入したFire HD 8


カラー(青色)と言っても、背面の色なのでほとんど見えませんが。
HD(ハイデフ:High Definition)画質で8インチのディスプレイを搭載。
10インチが欲しかったが、片手では持て余すという息子の助言をもらいました。

最終的に「FireHD8」か「FireHD8 Plus」かで悩みました。※価格は2000円違います。
メモリ(1GB違う)とHDD容量(32GB違う)の違いです。

項目 購入したもの 選択肢 備考
機種 Fire HD 8(2020、第10世代) ※Fire HD 8(2018、第8世代)の後継機
カラー 黒/白/青
HDD容量 32GB 32GB/64GB 64GBはPlus
メモリ 2GB 2GB/3GB 3GBはPlus

購入したFire HD 8の仕様

○購入したFire HD 8の仕様:
Fireタブレットのデバイス仕様
購入したFireタブレット仕様:
Fire HD 8(第10世代)クイックスタートガイド(PDF)
Amazon製品ページ

Fire HD 8(2020、第10世代)は、Fire HD 8(2018、第8世代)の後継製品です。
デザインが新しくなり、横向き・縦向きモード対応のフロントカメラを採用。
高速なMT8168 SoC、容量が2倍になったストレージ(16/32GBから32/64GBへ)、USB-C、
より明るくなったHDディスプレイが搭載され、Wi-Fiもさらにつながりやすくなっています。
また、本デバイスはFire OS 7(Android Pベース)で動作し、 2GB RAM(HD 8)と3GB RAM(HD 8 Plus)のバージョンがあります。
3GBバージョンでは、メモリを大量に消費するアプリを実行でき、米国、英国、ドイツ、日本のマーケットプレイスでのみ購入可能です。

○購入したFire HD 8の詳細仕様:

機能 説明 備考
名前 Fire HD 8(2020、第10世代)
世代 第10世代
画面サイズ 8インチ
画面解像度 1280 x 800 IPS
HDサポート HD解像度
RAM 2GB(標準バージョン)、3GB(Plusバージョン)
内部ストレージ 32GB/64GB (*1)
外部ストレージ 最大1TBのMicroSD
CPU ARM Cortex-A53 x 4(2.0GHz)
GPU Arm Mali-G52 3EE MC1
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) (*2)
Bluetooth 5.0 LE
位置情報サービス Wi-Fiベース
初期のFire OSバージョン Fire OS 7
最新のFire OSバージョン Fire OS 7
AndroidのバージョンとAPIレベル Android 9、APIレベル28 (*3)
前面カメラ 2MP
背面カメラ 2MP
マイク あり
マルチタッチ 5ポイント

(*1):内部ストレージ 32GB/64GB
・内部ストレッジに関しては、外付けMicroSDでカバーはできると想定している。

(*2):Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
・「ac」が使える、高速だ!!!

(*3):AndroidのバージョンとAPIレベル Android 9、APIレベル28
・これはアプリ開発で、以降、色々と制約を受けることになる。

GooglePlayのインストール

これでAmazonタブレットがAndriodタブレットに変身する。
格安のAndroidタブレットが出来上がる、一番の目的だ。

今後記載予定です。

テザリング(SIMの代替)

これでAmazonタブレットが外出先でも使用できる、SIM端末に変身する。
格安のAndroidタブレットが出来上がる、一番の目的だ。

Fireの種類

Amazon『Fireタブレット』全種類の比較まとめ大全 –2020年版–
https://mupon.net/fire-tablet-2020/    ※有用なので、一部引用させていただきます。
まあ、評価は各人の主眼も異なり多様だと思いますが、私の評価はこのサイトの評価と一致しました。

機種 モデル 発売年 世代 評価
Fire 7 通常モデル 2019年 第9世代 ★★☆☆☆
Fire HD 8 通常モデル 2020年 第10世代 ★★★★☆
Fire HD 8 Plus 通常モデル 2020年 第10世代 ★★★★★
Fire HD 10 通常モデル 2019年 第9世代 ★★★★☆

Fire HD 8からパソコンにデータを転送

取り敢えず、FireHD8のスクリーンショットをPCに転送する必要がありました。
この記事はPCで作成しています。
USBケーブルで接続すれば、新規にアプリを導入しなくても、スクショをPCに転送可能ですが、やはり、WiFiで転送できれば、楽ですし、便利です。

Fire HD 8からパソコンにデータを転送
Fire HD 8とPCを付属のUSBケーブルで接続して画面上部から下にスワイプすると
「このデバイスをUSBから充電しています」という通知が表示されます。



○PCとFireHD8をUSBケーブルで接続
○PC側のエクスプローラ画面01
○PC側のエクスプローラ画面02

○FireHD8側の設定
その通知をタップするか画面の設定から接続デバイス、USB接続をタップすると
「USB接続の目的」が表示されます。

ラジオボタンで「デバイスの充電」から「ファイルの転送」に変更するとFire HD 8からPCの間にファイルの転送ができるようになります。
また、「PTP」を選択すれば、PC側で、写真(含むスクショ等)のフォルダーを任意に参照可能です。

WiFi File Explorer

USB接続しなくても、WIFI経由でファイル転送が可能です。
しかし、無料版ではアップロードに制限があります(50ファイルに制限)、表示&ダウンロードは可能です。
※「WiFI File Explorer」はシェアーウェアです。

【インストール】WiFi File Explorer

【転送操作】PC側からhttp://192.168.0.190:8001にアクセスした場合

スクショは「PC\Fire\内部ストレージ\Pictures\Screenshots」配下です。
http://192.168.0.190:8001/storage/emulated/0/
FireHD8で作成したハードコピーをPC側に保存できます。

【転送操作】FireHD8側(自身)からhttp://192.168.0.190:8001にアクセスした場合

キーボード設定について

○モード変更方法

・「漢字モード」
・「アルファモード」
・「数字モード」

○入力切替え方法

1番目のモード(QWERTY)がお気に入り
2番目のモード(テンキー)は携帯電話タイプ(イマイチ)
3番目は入力モード変更

○英字の大文字入力方法
※これが最初はなかなか判らなかった。

アルファ文字を長押しすると大文字(例は「G」)となる
または、↑キーを押下後、文字(例は「G」)入力する

MicroSDカードについて

※最大1TBのMicroSDに対応しています、まあ外付けとしては、十分かなと思います。
※MicroSDは「外部ストレージとして使用」に設定しました。
※推奨は「内部ストレッジとして使用」ですが、流石に勇気が必要です。無理!!!
※まあ、内部ストレージが不足してきたら、内部ストレージとして使用に変更する予定です。

○MicroSD挿入時の動作

○MicroSDの認識

MicroSDの認識
MicroSDの不正取り外し
MicroSDの取り外し前に

※画像は以下から引用させて頂きました:
Fire HD 8 Plus(2020)SDカード使い方【まとめ】(入れ方・フォーマット・取り出し方・認識しない対処法):https://ftabletble.info/firehd8plus2020-micro-sd-card-1tb/
○MicroSDの挿入方法

カバーは外し(90度ずらす)、MicsroSDを押し込みます。
この状態で、左に挿入します。

○MicroSDの外し方

「設定」から取り外し操作を行ってから、実際に取り外す。
一度、MicroSDカードを押し込んで、飛び出してから取り出す

USBメモリを接続する

USBのオスメス変換アダプタが必要です、250円程度で購入できました。
今回購入した変換アダプタ:https://item.rakuten.co.jp/vaps2shop/4589559087701/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868&icm_agid=135083843412&icm_cid=15280804517&iasid=wem_icbs_&icm_acid=255-776-8501&gclid=CjwKCAjw_b6WBhAQEiwAp4HyILMMgJy6spMwTQbVh9TEEnwKhhnGfDq-YnZEdRiy9Q_aNkVorB-nQRoC1hUQAvD_BwE
今回は、「USBメモリ32GB」と「USB HDD 2TB」を接続してみましたが、後者は容量の問題で
接続確認ができませんでした。

○OTG対応、USB-A⇒USB-C変換アダプタ

○FireHD8にUSBメモリを挿します

○FireHD8からUSBメモリを外す準備(マウント解除後に外します)

○FireHD8に2TBのUSB-HDDを接続してみる

2TB HDD:ELECOM minimus TV&PC LACIE
接続は出来ましたが、容量オーバーで、内容確認は出来ませんでした。
どうやら1TBまでしか、サポートしていないようです。(MicroSDが1TBでした)
今回、詳細は追求しませんでしたが、ファイル形式のNTFSが問題だったかもしれません(FATのみサポート?)。

※2TBのLacieHDDは認識されませんでした。

USB OTGについて

参考URL:USB OTG(USB On-The-Go)でAndroidを活用
一部引用させていただきます。

OTGとは、USB機器同士を接続して使うために制定されたUSBインターフェース規格で、USB IF(Implementers Forum、USBの規格制定団体)が2001年12月にUSB2.0に追加する仕様として定められました。「USB On-The-Go」、「USB OTG」とも表記されます。
従来のUSB規格は、パソコンを「ホスト(親)」、マウス、プリンタ、デジカメなどのUSB周辺機器は「クライアント(子)」とすることで、パソコン側からUSB機器をコントロールしていました。
しかし、USB対応機器の種類がどんどん増えるにつれて「スマートフォンやデジカメを直接プリンタにつないで印刷したい」など、パソコン無しでUSB機器同士を接続したいというニーズが増えました。
この流れを受け、USB周辺機器にホスト(親)の機能を与えて、接続できるように制定されたのがOTGです。
OTG機能を活用すれば、パソコン無しで複数のUSB周辺機器を同時に接続・使用できるようになります。また、Androidスマートフォン・タブレットをパソコン用USB機器と接続することも可能です。

エピローグ

今回は「FireHD8」シリーズ第一弾として、FireHD8の概要を報告しました。
次回は、FireHD8をAndroid化して、GooglePlayアプリの導入を可能にします。

著者:志村佳昭(株式会社トリニタス 技術顧問)