インボイス制度について
★登録期限: 2023年3月31日期限
★運用開始: 2023年10月01日
★その他スケジュール
・適格請求書発行事業者の登録:2023/03/31日までに行うこと
・「課税事業者選択届書」:上記期間に登録すれば、これは出さなくても大丈夫です
※自動で、課税事業者になれます
・課税事業者になる日:2023/10/01日、来年の確定申告は、10/11/12月は
課税事業者になるので、消費税の確定申告が必要となります
・消費税簡易課税制度選択届出書の提出:2023/10/01~2023/12/31日まで提出
本則課税なんてまず(初めての人)無理、9割以上は「簡易課税」を使うはずです
★「消費税簡易課税制度選択届出書」提出が必要です、年内に!!!
詳細は以下が判りやすいです:
インボイス制度に関するQ&A目次一覧:ここから
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/qa_invoice_mokuji.htm
※インボイス制度=適格請求書等保存方式
プロローグ
○インボイス制度への登録で結構手間がかかったので、手順を記します。
○登録自身も手間でしたが、「事前準備セットアップ」&「拡張機能」も手間でした。
○公開されている「適格請求書発行事業者公表サイト」と同様なアプリを、公開されているWEB-APIを使用して作成します。
何と、作成者は、今話題のAIチャットボット「ChatGPT」(OpenAI社)君です。
※なお、「利用環境の確認」については以下から確認できます:
※下記URLから「ご利用環境のチェックを行う方はこちら」をクリックします。
※ https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SE00S010SCR.do
○また事前セットアップは正常に終了しても、「申告・申請・納税」メニューが有効にならずに、登録申請まで進ませんでした。
※下記に記す「マイナンバーカード登録手順」の登録が必要でありました。
○やっと見つかりましたインボイス制度の登録メニュー
※「申告・申請・納税」の「インボイス制度の申請・届け出を行う」~、やった~、やりました。
※これで税務署に出向く必要がなくなりました(^_^)。
e-taxソフトについて
○e-taxソフトについて
e-taxソフト:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0021007-095.pdf
①e-taxソフト(WEB版)
利用可能デバイス:パソコン
②e-taxソフト(SP版)
利用可能デバイス:スマホ、タブレット
③e-taxソフト
利用可能デバイス:パソコン
ダウンロード:https://www.e-tax.nta.go.jp/download/e-taxSoftDownLoad.htm
ここでは、①e-taxソフト(WEB版)を利用して「インボイス制度登録」を行う場合について記します。
事前セットアップ手順
○事前セットアップ手順
※環境チェック決に基づいて、判定結果がNGの場合、解決方法のリンクに従って、環境を再設定します。
※以下では、「Chrome拡張」と「事前準備セットアップ」がNGなので、再設定しました。
マイナンバーカード登録手順
○マイナンバーカード登録手順
※「申告・申請・納税」メニューを有効にするには、マイナンバーカードの登録が必要です。
e-taxへのログイン
○e-taxへのログイン
※以下にアクセスして、「ログイン」をクリックします。
※https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SE00S010SCR.do
※「利用者識別番号」と「暗証番号」でもログインは可能です。
○PC側での操作:スマートフォンでカード読込の場合
インボイス制度登録手順
○申請情報の確認
○申請情報の送信・確認(e-tax受付システムに送信)
インボイス制度登録の確認
私の場合、インボイス制度登録申請を01/09日に申込んで、01/16日に登録完了のメール通知が来ました(1週間で)。
※これで、インボイス制度の登録番号(Tで始まりあと13桁の数字)を取得することができました。
通知内容の具体的な確認方法は、少々回りくどいですが、以下です。
※「マイナポータル」の「お知らせ一覧」から確認します。
○WEBサイトでの登録確認方法
URL:https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/
インボイス制度登録内容の修正手順
「登載事項変更届出」と「公表事項の公表(変更)申出」の2つの手続きがあります。
○「登載事項変更届出」以下の項目を変更できます:
□氏名
□国内において行う資産の譲渡等に係る事務所、事業所その他これらに準ずるもの所在地(国外事業者のみ)
○「公表事項の公表(変更)申出」以下の項目を変更できます:
□主たる屋号
□主たる事務所の所在地
□通称(住民票に併記されている通称に限ります)
□旧姓(旧氏)氏名(住民票に併記されている通称に限ります)
○適格請求書発行事業者登録簿の登載事項変更届出の修正手順
「インボイス制度登録手順」で作成した、申請内容を修正する場合の手順です、流れが分かりづらいです。
○適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出の修正手順
WEB-APIを使用してみます
適格請求書発行事業者公表サイトでも確認できますが、提供されているWeb-APIを使用して、発行事業者の確認を行うことができます。
以下は、お約束の但し書きです。
「このサービスは、国税庁適格請求書発行事業者公表システムのWeb-API機能を利用して取得した情報をもとに作成しているが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではない」
提供されているAPIは以下です:
○登録番号を指定して情報を取得する機能
○取得期間を指定して情報を取得する機能
○登録番号と日付を指定して情報を取得する機能
参考URL:https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/web-api/index.html
★★★ここで、最近話題の「ChatGPT」(AIチャットボット)で、このWEB-APIを使用しました
★★★PHPのサンプルコードを教えてもらいます。
※後日、「ChatGPT」については、ここの技術トピックスで、改めて紹介いたします。
以下はChatGPTとの会話のやり取りです、本当にすごいです。
最初は、正確な情報を指定していなかったので、怒られましたが、参考URLを追加したら
Pythonプログラムの例を教えてくれました。
PHPサンプルがほしいといったらPythonプログラムをPHPプログラムに変更してくれました、本当に凄い、凄い、凄い。
また、このAPIを使用するには、事前の登録が必要であることも、教えてくれました、至れり尽くせりです。
※プログラマーという職業は、その内不要になりますね(^_^;)。
○以下は私が「ChatGPT」に、最初にした質問です。
適格請求書事業者 WEB-APIで登録番号で検索するプログラムを作成して
○「ChatGPT」が質問に答えた内容です、流石に、この質問だけでは無理ですね。
申し訳ありませんが、あなたが依頼されたタスクについて、私が理解できる 情報が不足しているため、具体的な回答をすることができません。 「適格請求書事業者」とはどのような事業者を指しているのか、また 「登録番号で検索するプログラム」とはどのような要件を満たす必要があるのか、 といった詳細な情報がないため、私はあなたが期待する回答を提供できません。 もし補足的な情報や質問があれば、遠慮なくお知らせください。 できるだけお手伝いできるように努めます。
○流石に情報が少ないので怒られたので、さらに、私は以下のように、第二回目の質問をしました。
適格請求書発行事業者公表システムWeb-API機能 参考URL:https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/web-api/index.html
○驚きました、実際のプログラムコードを教えてくれました、以下がChatGPTの回答です、かなり精度のいいプログラムを回答してくれました。
ありがとうございます。参考URLに基づいて、適格請求書発行事業者公表システムWeb-APIで登録番号で検索するプログラムを作成する手順について説明します。 利用登録 まずは、Web-APIを利用するために、国税庁からの利用登録が必要です。参考URLに記載されている「利用登録申請書」に必要事項を記入し、提出してください。審査後、国税庁から承認されると、利用者ID、パスワードが発行されます。 API仕様確認 次に、APIの仕様を確認します。参考URLの「Web-API仕様書」を参照して、検索に必要なリクエストパラメータや、取得できるレスポンスの情報を確認してください。 プログラム開発 APIを呼び出すプログラムを開発します。利用するプログラミング言語や環境に応じて、HTTPリクエストを送信し、レスポンスを受け取るプログラムを作成してください。 例えば、Pythonのrequestsモジュールを使用する場合、以下のようなコードになります。
実際に示してくれたPHPのソースコードは以下でした:
'xxx', 'param2' => 'xxx', ); $url = $endpoint . '?' . http_build_query($params); // 認証情報を設定 $username = 'ユーザーID'; $password = 'パスワード'; // cURLセッションを初期化 $ch = curl_init(); // cURLオプションを設定 curl_setopt($ch, CURLOPT_URL, $url); curl_setopt($ch, CURLOPT_RETURNTRANSFER, true); curl_setopt($ch, CURLOPT_HTTPHEADER, array( 'Content-Type: application/json', 'Authorization: Basic ' . base64_encode($username . ':' . $password), )); // APIを呼び出し、レスポンスを取得 $response = curl_exec($ch); // cURLセッションを終了 curl_close($ch); // レスポンスを表示 echo $response;
Pythonプログラムは以下でした:
import requests # APIエンドポイントとパラメータを設定 endpoint = 'https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/web-api/api/search?param1=xxx&¶m2=xxx' headers = { 'Content-Type': 'application/json', 'Authorization': 'Basic xxxxxxxxxxxx' } # APIを呼び出し、レスポンスを取得 response = requests.get(endpoint, headers=headers) # レスポンスを表示 print(response.json())
ユーザ登録していないので、未だ未実行ですが、これまで実績から可変部分に手を入れれば、正常に動作すると思います。
どうも、URL&パラメータは正確では無いようですが、実際のコードを書いてしまいます!?。
また、アドバイスでAPIキーを事前に取得する等、本当に素晴らしい。
★★★本当に凄すぎます★★★
WEb-APIのアプリケーションID発行届出
以下の手順で、アプリケーションID発行届出を行います。
1週間位で、アプリケーションIDがは発行されるようです。
エピローグ
○エピローグ
今回は簡単にしか言及しませんでしたが、機会を改めて、「ChatGPT」について紹介したいと思います。
著者:志村佳昭(株式会社トリニタス 技術顧問)